東京証券取引所のくりっく365と大阪証券取引所の大証FXというものがあります。これは、初心者の個人投資家にとっては安全に取引ができるシステムです。
大証FXとはくりっく365より4年遅れで、2009年7月21日にスタートした大阪証券取引所の取引所外国為替証拠金の愛称です。ふたつの違いは、あまりありませんが、最大の違いといえば、くりっく365はマーケットメーカー制度採用であるのに、新しい大証FXはマーケットメーカー制度とオークション方式を融合して採用しているという点です。
これにより、くりっく365よりもより透明性のある安心した取引がおこなわれています。大証FX業者は限られていて、厳しい基準をクリアしたFX業者しか取引が認められていないのです。
その取引参加FX業者としては、岩井証券・インヴァスト証券・光世証券・コスモ証券・JPモルガンチェース銀行・ひまわり証券・松井証券・マネーパートナーズ・マネックスFX・マネックス証券・むさし証券・ゆたか証券があります。メリット、手数料、システムなどは業者により異なりますので、自分に合ったよい会社を選ぶことが大切です。
大証FX・くりっく365が安心できるもうひとつの点としては、証拠金制度があります。証拠金制度とは原則として、投資家が入れた証拠金は、全額取引所に預託され管理されます。
それにより、もし業者が破綻することがあっても。全額証拠金は保護され、返還されるというとても安全なシステムです。さらに、より安心できるように、預けている証拠金残高をホームページ上で確認できるというサービスも導入しています。
証拠金制度など、いろいろなメリットが多いこともあり多くの人に支持されています。2010年5月の取引金額は4カ月連続アップで、市場創設以来最高額となっているということからも、はっきり実績が表れています。
いろいろ業者がありますが、自分に合った良い業者を選んで安全な取引を心がけることです。