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大証FXの税金
FXで利益が出ることはとても嬉しいことですが、もしもその金額が20万円以上になった場合には、嬉しくないことに税金を納める必要が出てきます。そのような場合、サラリーマンの方であれば確定申告を行って税金を納めることになるのですが、この時、大証FXの取引で利益を得ていた場合納税で得することができるかもしれません。
FXには取引所FXと店頭FXの2種類があります。そして大証FXはこの2つのうちの前者、取引所FXです。
取引所FXの税制面での最大の利点は、課税率が一律というところです。その課税率はどれだけ利益が多くても20％です。
一方の店頭FXは累進課税制度がとられています。所得税とか法人税とかと同じように、利益が増える程納めなければいけない金額も増えてしまいます。
とはいっても、利益の金額が195万円以下であれば店頭FXの税率は15％なので、逆にこちらの方がお得です。しかし、330万円より多く利益が出てしまった場合には店頭FXだと税率30％、1800万円以上の利益が出た場合にはなんと50％の税率ですので、完全に取引所FXの方が有利になります。
また、他にも大証FXには利点があります。それは、損失が出てその年に控除しきれなかった分を最大3年間繰り越し控除ができる、というものです。
繰越控除ができれば、損失の出てしまった翌年に大きな利益が出たとしても、前年分の損失の控除ができますので、控除ができない場合と比べて納税金額が少なくて済みます。また、大証FXは他の取引所FXや商品先物取引や有価証券先物取引の売買損益と通算することができます。
通常ですと、これは通算ができないものなので、利益が出た場合個別に納税額を計算しなければなりません。しかし、通算ができると、FXで利益が出たけれど先物取引で損失が出た場合に、その損失をFXの利益から控除することができ、結果的に納税額が少なくて済むのです。
このように、納税をしなければいけない局面で得する場合がありますので、事前に調べて投資計画を立てることが大切です。
